チェ・ブルー

今年も増税の季節を迎えました!
今回からはリトルシガーも増税の対象になり、愛煙家にとってはまさに阿鼻叫喚の地獄絵図という様相に。
安い煙草に逃げるという道も閉ざされてしまいました。

これが2022年まで続くというのですから、煙草業界の未来はあまり明かるいとは言えません。
むしろ暗雲が立ち込めています。

そんな陰鬱な気持ちを少しでも晴らそうという気持ちと、ドラム・オリジナルの感想を書いたときに、嗜んだこともない煙草を紹介するのは如何なものか、という気持ち。
その両方の思いを込めて買って来たのが――。

チェ・ブルーです!

価格は640円。
分類はもちろんハーフスワレです。
前回のドラム・オリジナルでハーフスワレに対する苦手意識は克服しましたし、そもそもチェ・シリーズで失敗したことがありませんので間違いなく美味しく嗜むことができると確信しています。

今から嗜むのが楽しみで仕方ありません!

価格:640円
内容量:25g
グラム単価:25.6円

外観

パウチを開けると、ツンとしたハーフスワレ特有の鰹節のような香りが鼻をつきます。

以前のわたしでしたら、鰹節というよりもタイヤのようなゴムのような何とも言えない香りがするなあと思っていたのですが、今ではもう鰹節の香りとしか思えません。

なにも根拠はないのですが、この香りを良い香りと感じるか嫌な香りと感じるかでハーフスワレ系煙草の好みが分かれそうな気がします。

喫味

それでは早速、巻き巻きして嗜んでみたいと思います。

煙草に火をつけ、軽く吸い込むと――。
なめらかな煙とハーフスワレ特有の華やかで甘味のある濃厚な香り、そして旨味のようなものが口の中に広がります。

これは――。
とても美味しいです!

ドラム・オリジナルは上級者向けの喫味だと思うのですが、チェ・ブルーはとても吸いやすく、初めてハーフスワレを嗜む方でも美味しいと思えるほどあまりクセを感じません。

ハーフスワレの香りとなめらかな喫味が織りなすその吸い心地は、どこまでも優しく、心行くまで堪能することができました。

ちなみに……。
ヴェポライザーでも嗜んでみたのですが、もしかしたらハーフスワレとヴェポライザーの相性は悪いのかもしれません。
巻き巻きして嗜んだ方が美味しいなと思いました。

結論

わたしが慣れてしまったというのもあるのかもしれませんが、兎にも角にも初めてハーフスワレを嗜むのであればチェ・ブルーにすべし! と思えるほど美味しく嗜むことができました。
さすがチェです。

ただ煙草葉と副流煙の香りは強く、朝になっても部屋中にハーフスワレ特有の香りが残っています。
なので保管する場所や嗜む場所は考えた方が良さそうです。

とは言え、ハーフスワレ系のシャグの中では価格も安いですし、内容量も丁度良いので興味のある方はもちろん。初めてハーフスワレを嗜む方にもおすすめです。
パウチから漂う香りに負けることなく是非嗜んでみてください。