レッドブル・ツアレ・シャグ

あけましておめでとうございます!

昨年は新型コロナウィルスの猛威にさらされ、踏んだり蹴ったりの一年を送っていました。
今年こそは平穏な日常が訪れると良いなあと淡い期待を寄せていたのも束の間。
わたしの期待をよそに緊急事態宣言が発令されてしまいました。

でも幸か不幸か、わたしの剥離骨折は未だ完治しておりません。
ペンギンのようにヨチヨチとしか歩けませんので、不要不急の外出どころか近所のコンビニに足を運ぶのも一苦労。
たとえ緊急事態宣言がなくても家に閉じこもらざるを得ません。

とは言え、わたしの手元には年末に買い込んだ沢山の煙草があるのです!
これらの煙草を大切に嗜み、ゆっくりと足の回復を待とうと思います。

そして、今回嗜む煙草は――。
レッドブル・ツアレ・シャグです!

価格は1130円(40g)。
翼を授けてくれそうな銘柄名とは裏腹に、この煙草にはツアレ(重い)の名が刻まれています。
なので重い喫味なのは間違いありません。

購入時は骨折した直後ということもあり、あまり考えることもなく物珍しさにつられてカートに入れました。
でも冷静になって考えてみますと、普段は重い煙草をあまり嗜まないわたしが、なぜこの煙草を選んでしまったのか不思議で仕方ありません。

とは言え、今年初めて開封する煙草ですので、その喫味を心行くまで楽しみたいと思います。

価格:1130円
内容量:40g
グラム単価:28.25円

外観

ハーフスワレを象徴する紺色のパウチには、ネイティブアメリカンの酋長らしきイラストが描かれており、全体的に重厚な印象を受けるデザインになっています。

そして、漂う鰹節の香り。
ハーフスワレとまったく同じ香りです。
どちらも同じ燻煙による乾燥ですので、この煙草も例にもれることなく鰹節のような香りがします。

ちなみに、どれほど重い喫味なのだろうと調べてみたのですが――。
海外のサイトによりますと、7.2mmのフィルターを使い、0.75gの煙草葉で巻き巻きしますと、タール値は15mg~19mg、ニコチンは1.6mg~1.9㎎くらいになるそうです。
ハイライトとピースの中間くらいでしょうか?

とても重い煙草なのは間違いないようです。

喫味

それでは早速、巻き巻きして嗜んでみたいと思います。

煙草に火をつけ、軽く吸い込むと――。
軽やかな煙にハーフスワレ特有の燻した香り、そしてほのかな甘味とコクが口の中に広がります。

これは――。
とても美味しいです。

ツアレという言葉から重厚で個性的な喫味を想像していたのですが、実際に嗜んでみますと重さをあまり感じることなく心地よい吸い応えを楽しむことができます。

ただ……。
ハーフスワレ特有の強烈な香りが口臭として口の中に残るのです。
もちろん他のハーフスワレ系の煙草でも香りが残っているなあと思うことはあるのですが……。
この煙草はそれらとは比べ物にならないほど残るのです。
なので誰かと会話をする前に嗜むのは避けた方が無難だと思います。

わたしはお家専用にすることにしました。

結論

美味しく嗜むことができました!

でも――。
ハーフスワレとの違いがあまり分かりません。
鰹節のような香りも同じですし、喫味の重さもあまり変わらないような気もします。
あえて違いを挙げるのでしたら口の中に残る香りの強さくらいでしょうか?

既にハーフスワレを嗜んでいる方でしたら、とても美味しく嗜むことができると思いますので是非試してみてください。
初めてハーフスワレ系の煙草を嗜む方は、チェ・ブルーなど内容量の少ないシャグを試してから嗜んだ方が無難かもしれません。