2021年1月、ピースブランドが75周年を迎えました！
75年前と言えば――。
1946年（昭和21年）ですので終戦を迎えた直後。
そのような混乱期に「平和」の名を冠した煙草を発売したのですから、きっと並々ならぬ想いが込められているに違いありません。
夢や希望、未来への想い。
それら全ての願いを「ピース」の一言に込めたと思うと、とても感慨深いものを感じてしまいます。
そして、75年の年月を経て。
ピースブランドの誕生を祝う記念品が発売されました。
それが――。
ピース・オリジン・オブ・バージニア・リーフです！
価格は1000円。
限定品ということもあり少々お高めです。
でも、「バージニア葉の原点と言われているオールドベルト地方産のバージニア葉だけで作られた誕生75周年記念限定ブレンド」と書かれていますので、その価格に見合うだけの喫味を提供してくれるに違いないと確信しています。
今から嗜むのが楽しみで仕方ありません。
外観
黄金色に輝く豪奢な缶は、まるでアンティークな海図や宝の地図を彷彿させるお洒落なデザインになっています。
公式サイトによりますと、「パッケージデザインには地図を使用し、バージニア葉の原点である、アメリカ合衆国（バージニア州、ノースカロライナ州）と、ピースブランドの誕生地日本との繋がりを描写」しているそうです。
開封すると洋酒のような甘い香りがふわりと漂います。
この煙草は――。
間違いなく美味しいです！
嗜むまでもありません。
この香りを漂わせる煙草にハズレはないのです！
――とは言え、きちんと嗜むのが煙草との正しい向き合い方。
実際に嗜み、この美味しそうな香りをとくと堪能したいと思います。
ちなみに、煙草葉は沢山詰められているようです。
実際にむにむにと摘まんだ感覚ですと――アメリカン・スピリットと同じくらいでしょうか？
吸い応えは十分ありそうな気がします。
喫味
それでは早速、嗜んでみたいと思います。
煙草に火をつけ、軽く吸い込むと――。
すっきりとしたバージニア葉の甘味とフルーティーな洋酒を彷彿させる香りが口の中に広がります。
香料を控えめにしているのでしょうか？
それとも煙草葉の使用量を多くしているからなのでしょうか？
今まで嗜んだ、どのピースシリーズよりもバージニア葉の香りや甘味、ほのかな酸味を堪能することができます。
これはまさに「バージニア葉の原点」を楽しむためのブレンドと言っても過言ではありません。
とても美味しいです！
惜しむらくは価格と数量限定ということでしょうか。
もし、他のピースシリーズと同じ価格で常時販売していただけるのでしたら、間違いなくお気に入りの銘柄のひとつになります。
そう思えるほど美味しく嗜むことができました。
結論
ピースならではの喫味に高級感のある装丁は、まさに誕生75周年限定記念品に相応しい煙草でした！
数量限定ですので、すでに売り切れになっている煙草屋さんもあると思いますが、もし見かけることがありましたら記念に購入してみるのも面白いのかもしれません。
