ブラックストーン・バニラ・フィルター

ブラックストーン。
その煙草の存在を知ったのは「NANA」という漫画を読んだ時です。
当時は漫画の世界にだけ存在する架空の煙草だと思っていたのですが、どうやら実在していたようで、旅行先のファミリーマートで売られているではありませんか!

架空の煙草だと思っていた煙草が、今、わたしの目の前にある。
これは買うしかありません!

価格は600円(現在は620円)です!
普段でしたら絶対に買わない価格帯なのですが、旅行でお財布の紐が緩くなっていたり、漫画に出てきた煙草ということもあり躊躇うことなく買ってしまいました。
後悔はしておりません。

外観

生産国はアメリカ。
わたしはアメリカに行ったことは一度もないのですが、行ったことがある人に話を聞くと皆口を揃えて色々なものが大きいと言います。
それがどれほど大きいものなのか何となくしか想像できなかったのですが、この煙草を見て、その片鱗をうかがうことができました。

一般的な紙巻煙草よりも1cmほど長いのです。
たったそれだけしか違わないのに、とても長く大きく見えるのが不思議でなりません。

写真では分かりづらいかもしれませんが、既にリトルとは言えないような大きさです。
でも、分類はリトルシガー。

シガリロと言ってもよいような気がするのですが……。
どうなのでしょう?

喫味

前情報が全くないので念のため煙草屋さんのウェブサイトで調べれてみると、ブラックストーンはパイプ煙草のフレーバーをブレンドしているようです。

そもそもパイプの知識が全く無いのでよく分かりませんが、パイプに詰める煙草葉は何か特殊なものを使っているのでしょうか。それとも紙巻煙草と同じ煙草葉を使って着香をしているだけなのでしょうか。
謎は深まるばかりです。

分からないことをいくら考えても仕方ありませんので、とりあえず今はパイプ煙草のフレーバーを使っているという前提でブラックストーンに集中したいと思います。

それでは早速、煙草に火をつけ、軽く吸い込むと――。
重く上品な香りと濃密な甘味、そしてほのかに香るバニラが濃厚な喫味を作り上げ口の中を満たします。

これがパイプ煙草の実力なのでしょうか?
とても美味しいです!

紙巻煙草はもちろん、今迄嗜んだどのリトルシガーでも味わったことのない上品で重厚な喫味を楽しむことができます。

ちなみに、嗜んでいる途中で気が付いたのですが、フィルターにバニラの香料(?)のようなものが塗ってあるようで、唇をペロリと舐めると強い甘味を感じます。
もしかしたら、甘味の大半はこれが原因なのかもしれませんが、それがなかったとしても美味しく嗜むことができました。

結論

これが本当のリトルシガーなのかもしれない!
そう思えるほど今迄のリトルシガーとはまったく違う喫味の煙草でした。
もし、煙草の価格を気にせず生きていくことができるのでしたら、これを嗜み続けたいと思えるほどです。

ただ、パイプ煙草のフレーバーを使っているからか、副流煙の香りはかなり強いようで臭いを気にするような場所では嗜むことができないかもしれません。
なので、家でゆるりと堪能した方が無難そうな気がします。

もし、ブラックストーンを見かけることがありましたら、試してみるのも面白いかもしれません。
今までご紹介したリトルシガーとは全く違う喫味を楽しむことができると思います。

【リトルシガー】【箱買い・10個入】 ブラックストーン バニラフィルター(20本入り)リトルシガー系・スイート系


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