KOOL Looped

北海道産と言われれば、どのようなモノでも無条件で美味しそうだと思ってしまいます。

考えてもみて下さい。

東京バター。
北海道バター。

どちらが美味しそうだと思いますか?
たとえ同じ物が入っていたとしても北海道バターの方が美味しいと感じるはずです。いえ間違いなく美味しいです。
北海道と言う言葉は調味料になっているのです。
これはもう本能に刻まれた習性としか言いようがありません!

そして、そんなわたしの心を直撃した煙草が――。

KOOL Looped(クール ループド)!

リトルシガーです。
価格は20本入りで350円。

喫味は嗜むまでもありません。
美味しいです。
北海道産のミントを使っているので不味いわけがありません。そんなことはまかり間違えてもあってはならないのです!

外観

心を奪われました。
物凄く可愛らしいデザインです。まるでチョコミントです。

でも、北海道に野生のペンギンは居ません。
なぜペンギンなのでしょうか? そんなどうでも良い疑問を抱きながら箱を開けてみると――答えが入っていました。

「なんでペンギン?」

まさに直前まで感じていた疑問の答えです。
わたしの心を読んだのでしょうか? さすが北海道です。侮れません。

フィルターに北海道が描かれています。

余念がありません。
煙草を嗜んでいるときも北海道を意識させる腹積もりです。徹底しています。

喫味

透明感のあるメンソールがとても心地良い煙草です。
これは北海道というブランドの刷り込みによるものなのでしょうか? 他のメンソールよりも爽やかで澄んだ喫味のように感じます。

そのせいかどうかは分かりませんが、スリムサイズなのに満足感があり、350円の煙草とは思えないほど楽しむことができました。

ですが、良くも悪くも葉巻感はあまりありません。
葉巻感を安く楽しむのでしたらクールループドよりもロックオリジナルに軍配が上がるような気がします。

結論

もうメンソールを楽しむのでしたらクールループドで良いのでは? と思えるほど気に入りました。

これから訪れる夏に向けてクールループドで涼を取るのも良いかもしれません。

余談ですが生産国は日本ではありません。
バーコードの接頭辞は「888」なのでシンガポールでしょうか? 権限はブリティッシュ・アメリカン・タバコ社にあるようです。