キャメル・シガー・メンソール・ウルトラライト・100’s・スリム

キャメル・シガー。
その煙草が初めて発売されたときは、「キャメルのリトルシガーが発売されるなんて想像もしていませんでした!」と喜び勇んでいたのですが……。
それは遠い過去の話。

今は――。

キャメル・シガー・ボックス
キャメル・シガー・ライト・ボックス
キャメル・シガー・メンソール・ボックス
キャメル・シガー・メンソール・スリム
キャメル・シガー・メンソール・ライト・スリム
キャメル・シガー・メンソール・ライト・ボックス
キャメル・シガー・メンソール・ウルトラライト
キャメル・シガー・ウルトラライト・ボックス

――と顔ぶれが増え、発売当初の希少価値と言いますか特別感のようなものは泡沫の如く消えてしまいました。
ここまで充実させる必要があるのでしょうか? と少しばかり戸惑いを隠せません。

そんなわたしの戸惑いをよそに、新しく発売されたのが――。
キャメル・シガー・メンソール・ウルトラライト・100’s・スリムです!

価格は330円。
他のスリム系と同じ価格です。
普通に考えれば長さがある100’sの方がお得だと思うのですが、煙草葉の量はあまり変わらないのでしょうか?
詳しいことはよく分かりませんが、それでもほんの少しだけ得した気分なれるのは嬉しい限りです。

外観

煙草も長いのですが銘柄名も長いです。
しかも、固有名詞ではなく単語を繋ぎ合わせただけなので覚えるのに苦労します。

でも、この煙草はコンビニでも売られていますので、銘柄名を覚える必要はありません。
番号を伝えるだけで購入することができるのです。
とても便利です。
安心です。

と、何も考えずにコンビニに買いに行ったのですが――。
この煙草のパッケージは、既に発売されているウルトラライト系のパッケージとまったく同じデザインだったのです!

コロナ対策のビニール越しではなかなか見分けられません。
かと言って、ビニールを捲って確認するわけにもいきませんし、レジの前で長居するのもいかがなものかと思い、店員さんに銘柄名を伝えて無事に買うことができました。
やはり、いざという時のために銘柄名は覚えておいた方が良さそうな気がします。

このパッケージデザインはどこかお洒落な感じがして良いなと思っていたのですが、このような欠点があるとは思いもしませんでした。

煙草のデザインは他のスリム系と同じです。
違うところと言えば、その長さ!
存在感があります。

そして、煙草から放たれるメンソールのツンとした爽やかな香り――と言うよりも強い刺激。
これは相当強いメンソールなのかもしれません。
煙草葉とメンソールのバランスが良い喫味も好きなのですが、煙草葉の香りを消し去るほど強いメンソールもそれはそれで好きなのです。
これは明らかに後者の香りです。
期待がもてます。

喫味

それでは早速、嗜んでみたいと思います。

煙草に火をつけ、軽く吸い込むと――。
強いメンソールの爽快感とキャメル・シガー特有の黒糖のような甘い香りが口の中に広がります。
欲を言えば、もう少し黒糖のような香りが強ければなあと思うのですが……。
それを差し引いたとしても――。

美味しいです!

ウルトラライト系の吸い込みにくさはあるものの、メンソールが強いので軽さを感じることなく楽しむことができますし、スリム系の煙草を嗜むたびに思う物足りなさもあまり感じません。

これは煙草の長さ故か。
それともメンソールの強さ故か。
もしかしたら、その両方ということも考えられるのですが、わたしの想像を遥かに上回る喫味を堪能することができました。

結論

最近、巻き巻きが面倒くさいなと感じることが稀にあります。
そのような時は紙巻煙草を買うのですが、わたしの場合はこれといって特定の銘柄が決まっていません。その時々の気分や季節、懐具合によって幾つかのお気に入り銘柄から選ぶようにしているのです。

この煙草は、そんなわたしのお気に入り銘柄に間違いなく入ります。
なによりも価格の安さが魅力的すぎるのです。
懐具合が寂しいときの強い味方です!

もし、メンソールを常喫しながら節約をしてみたなとお考えの方がいましたら、一度試してみるのも面白いと思います。
もしかしたら、わたしと同じようにお気に入り銘柄のひとつになるかもしれません!