最近はIQOS3に魅了され節約はどこへやらとヒートスティックを買い漁っていました。
しかし、これではいけないと我に返ったのです。
わたしの目的は節約です。
このブログの目的は何かと問われれば「節約」なのです。
どう考えても節約とは無縁のIQOSにかまけるのは良くありません。
わたしは猛省しました。
初心に戻りEMILI(エミリ)を粛々と嗜みたいと思います。
本体
本体スティックを収納するパワーバンクケースです。
聞きなれない言葉ですが、モバイルバッテリーと言えば分かりやすいかもしれません。
その名の通り、本体スティックを挿し込むと充電してくれます。
デザインはとても可愛らしくバッグに入れても邪魔になりません。
また、嗜みたいときにスッと取り出してスマートに吸うこともできそうです。もし完璧な所作で嗜むことができれば間違いなくセレブと勘違いされます。
本体スティックです。
なんとなく違和感のある響きです。そのままスティックと呼んだ方が良いのでは? と思いましたが本体スティックが正式名称なので仕方がありません。
本体スティックはパワーバンクケース内に二本内蔵されており、黒と白の二色あります。なんで二色? と疑問を抱きましたが、異なるリキッドを入れたときに間違えないようにするための配慮だと勝手に解釈しました。
本体スティックに付けるアトマイザーです。
透明の物がリキッドタンクで金属の物がコイルとなっております。
このコイルは消耗品で駄目になったら買い替えなければなりません。
価格は5個で980円。10個で1900円。寿命は使うリキッドにもよるようですが大体1週間から2週間のようです。
うーん。
高い……ですよね。
パワーバンクケースに本体スティックを装着すると充電が始まります。
IQOS3と似た機能です。
これはとても便利な機能だと思います。
マイブルーを携えて外出するときは別途モバイルバッテリーとUSBケーブルを用意しなければなりません。
ですが、この機能であれば持ち運ぶのは本体だけで事足りるのです。余計な物を持たなくても良い。この解放感は筆舌に尽くし難いのです。
リキッド
Frienbr(フレンバー)のリキッドです。
フレーバーはマスカット味。本体と一緒に頂きました。
今後の参考にと価格を調べてみると1580円もします。
15mlで1580円――。
驚きです。
目薬と同じくらいの容量でこの価格。
一瞬、自分の目を疑いました。
しかし、マイブルーのリキッドは3mlで920円です。
価格差は約3倍なのでフレンバーのリキッドの方が安いと言えば安いのです。――が、やはり高く感じてしまいます。
準備
エミリを嗜むにはリキッドタンクにリキッドを入れなければなりません。
この作業が地味に難しいです。
タンクの中央部分は通気口になっています。
つまり、蒸気を吸い込む場所です。この部分にリキッドが入るとリキッドそのものを吸ってしまうことになるのです。直飲みと変わりません。
なので中央部分に入らないように気を遣うのですが、リキッドボトルのニードルが大きいのとリキッドタンクの溝が狭いので慎重にならざるを得ないのです。気分はドモホルンリンクルの研究者です。一滴一滴を見守らなければなりません。
これはどうなのでしょうか?
喫味
リキッドを入れるのに悪戦苦闘しましたが、どうにか入れることができました。
それでは、嗜んでみたいと思います――。
パフボタンを押しながら吸い込むと口の中にマスカットが広がります。
言われてみればマスカットかな? ではなく、まごうことなくマスカットです。とても甘くて美味しいのですが――本物のマスカット味ではありません。香料の味です。
――が、わたしはそれが嫌いというわけではありません。
新商品の変なフレーバーのジュースをよく買いますので香料には慣れています。むしろ親近感すら湧いてきます。わたしには果汁100%よりも無果汁が丁度良いのです。
あまりの美味しさに何回も吸っているとジュルジュルという音が鳴り口の中にリキッドが流れ込んできました。
とても甘いです……。
マイブルーでもジュルジュルとなることはありましたが、それとは比べようがないほどにジュルジュルしています。蒸気を吸っているのではなく飲んでいます。
最初の感動が立ち消えた瞬間です。
結論
一週間程使ってみましたが色々と問題がありました。
まず、本体スティックにリキッドを入れたままパワーバンクケースに装着すると、数時間後にリキッドが漏れています。新しいアトマイザーに変えたり、リキッドタンクをきつく締めたりもしましたが結果は変わりません。
また、新しいアトマイザーでも何回か吸っているとジュルジュルしてきます。パフボタンを押す時間を調整してみたりと色々な工夫をしてみたのですが結果は変わりませんでした。相も変わらず直飲みです。
新品だと起きないのでしょうか?
それともエミリの問題点なのでしょうか?
どちらにしても、新しいアトマイザーにしても解決しませんでした。
デザインや使い勝手が良いだけに残念でなりません。