ドミンゴ・バニラ

緊急事態宣言が解除されました!
久しぶりに煙草屋さんに足を運ぶことができる、と喜び勇んでおります。

買うものが決まっている時はネットで購入する方が便利なのですが、これと言って決まっていないときはパッケージやポスターを眺めながら探すことができる煙草屋さんの方が便利なのです。
今から行くのが楽しみで仕方ありません。

ですが、今回紹介する煙草はネットで購入したシャグ――。
ドミンゴ・バニラです!

価格は590円(25g)。
少し前までは940円(40g)でした。
でも、最近リニューアルをして価格と内容量を変えたそうです。
この変更を喜んで良いのかどうか分かりませんが、少なくともグラム単価がほんの少しだけ高くなりましたので、あまり喜ばしいことではないのかもしれません。

とは言え、グラム単価は23.6円とお手頃ですし、格安シャグランキングなるものがあれば間違いなく三位以内に入る価格なので、これ以上の安さを求めるのは酷と言うもの。
持ちつ持たれつの関係を程よく保つのが大人の嗜みと言われていますし、ここは慎みをもってドミンゴ・バニラの喫味を堪能したいと思います。

価格:590円 630円
内容量:25g
グラム単価:23.6円 25.2円

外観

銘柄名とイラストを見て、南米のどこかにドミンゴという名前の国か都市でもあるのかな? と推察したのですが当たらずとも遠からず。

ドミンゴはスペイン語で日曜日。
その由来はラテン語のドミニカ(主の日)から来ているそうで、カリブ海のドミニカ共和国もこの言葉にちなんでつけられたとか。
つまり、ドミニカ共和国をスペイン語で言えばドミンゴ共和国ということになります。
なので当たらずとも遠からずなのです。
むしろほぼ正解と言っても過言ではありません。

付属の巻紙は100枚入りです。
ほとんどの場合、巻紙の枚数は50枚~60枚が多く、リニューアル前のドミンゴも同じくらいでした。

でも、これは100枚も入っています。
内容量を減らしたのに巻紙の枚数が増えているという現象はとても不思議で少しばかり困惑しているのですが、冷静になって考えてみるとこれはとても喜ばしいことなのでは? と思うようになりました。

グラム単価は少し高くなりましたが、巻紙の枚数を考えればリニューアル前よりもお得な感じがします。

喫味

まったく関係ありませんが、最近手巻きローラーの溝にシャグが挟まってしまい、巻き巻きすると溝に煙草葉の残骸が残るようになりました。
頻繁に水洗いしているのが原因なのでしょうか?
それとも寿命なのでしょうか?

原因は分かりませんが、汚れが気になるだけで普通に巻くことができますので、今は気にせず巻き巻きして嗜んでみたいと思います。

煙草に火をつけ、軽く吸い込むと――。
最初に煙草葉の香りが口の中に広がり、少し遅れてほんのりとしたバニラの香りと甘さが追いかけてきます。

これは――。
とても美味しいです!

今まで嗜んできたバニラ着香の煙草と比べて、バニラの香りはとても弱いのですが、それが良い方向に影響を与え、煙草葉の味もしっかりと感じることができるのです。

これは驚きました。
価格が価格なのであまり期待はしていなかったのですが、煙草葉とバニラ着香のバランスがとても良く、何度でも美味しく嗜めるような喫味になっています。

ただ価格による補正が少し入っているような気も……。
とは言え、それを差し引いても、価格以上に美味しい喫味を堪能することができました。

結論

最近はJBRバニラを好んで嗜んでいるのですが、このドミンゴ・バニラも負けず劣らず美味しいです。
なにより価格の安さが魅力的です!
まるでドミンゴ・バニラを常喫して下さいと誘導されているような気持ちになってきます。

何かに秀でているというよりも全体的にバランスの良い喫味になっていますので、万人に好かれる煙草なのかなと思ったり。

とりあえず、価格も安いですし、巻紙も沢山入っていますし、一度試してみるのも面白いかもしれません。